李寧熙先生ご挨拶(『まなほ』廃刊(102号・2016/5/31)にあたって)
『まなほ』102号編集後記(辻井一美編集長)  
「李寧煕後援会」事務局からのお知らせ
[HOME] 戻る


李寧熙先生ご挨拶

 


 会員の皆様ヘ
 ――お別れの言葉「不飛不鳴(ふひふめい)
 胸が痛みます。平素患っている心臓が一層ドキドキします。
 一九九九年七月号から二〇一六年の五月号まで、ひたすら愛読して下さった読者の皆様に、 心からお礼申し上げ、(さび)しいお別れをお告げすることになりました。
 今年、私李寧煕は満八十五歳。書きたいこと、書かなければならないことなどが山積するものの、健康が許してくれません。足腰がしびれる程痛く、肩も石のように凝り、まさに最悪の体調です。
 ここで一応お別れし、休養の日々を送ることに致しました。
 日本の古文献、特に『万葉集』のように、古代韓国語でよまれた歌を解読することのできる人間は他にいない状況の中で、私か筆を置くことは、少なからず引け目を感じます。健康を取 り戻し、またお逢いできる日を心から待ち望んで止みません。
  「不飛(ふひ)不鳴(ふめい)」という四字熟語がございます。
  「飛ばず鳴かず」、大きい目的を達成する為には、一定期間(ひかえ)ることも必要だという教訓であるそうです。当分この四字熟語を肝に(めい)じ、健康回復に励むつもりです。
 その間、まことにありがとうございました。心からお礼申し上げます。
 二〇一六年五月十二日 李寧煕拝
    

[TOP] [HOME]


『まなほ』102号編集後記 (辻井 一美編集長)

 

編集後記

『まなほ』102をお届けいたします。

そして、これが最後の編集後記となってしまいました。

「曲芸」のように毎号締め切りに何とか間に合わせ、十七年が瞬く間に過ぎた。
毎号「子供を生む」ような難行だった。しかし、その結果の「子供たち」を並べて見るとき、その中に込められた真実の数々を思うとき、 この仕事に出会えた幸せをかみしめ、心からありがたいと思う。

李寧煕先生、どうぞお体大切になさって下さい。
支えて下さった会員の皆様に、心からお礼を申し上げて筆を置かせていただきます。 ありがとうございました。 

[TOP] [HOME]


「李寧煕後援会」事務局からのお知らせ

 

 『まなほ』は102号をもって廃刊とさせていただきます。

李寧煕先生が書いて下さる限り続けたいと頑張って参りましたが、李寧煕先生のご健康がすぐれず、今後も 首尾一貫した解読・原稿は望めない状況となっております。悪しからずご了承下さい。

「李寧煕後援会」事務局は存続します。『まなほ』は発行できませんが、『まなほ』既刊の販売は続けます。

トランクルームを借りている経費の関係から、整理を予定していますので、ご入用の方はなるべくお早めに ご注文下さい。

※会報『まなほ』の割引販売
既刊すべて半額。全巻102冊セット17万円のところ8万5千円(分割可・ご相談下さい)、
@1〜6A7〜12B13 〜18C19〜24D25〜30E31〜36F37〜42G43〜48H49〜54I55〜60J61〜66K67〜72L73〜78M79〜84N 85〜90O91〜96P97〜102号
各セットそれぞれ1万円のところ5千円、1冊2千円のところ千円。セット以外 でも6冊単位でまとめていただければ各5千円です。(いずれも創刊号はコビー対応になります)

※102冊の『まなほ』を合本します。(50セット限定)1セット7万円程度(予定) 完成時期・価格未定ですが御希望の方は仮予約としてお申し込み下さい。出来次第ご連絡いたしますので、その 時点で購入するかしないか決定していただいて結構です。(1部ずつ手作りだそうなので時間がかかります。費用 の関係でお申し込みのあった方だけにご連絡させていただきますのでご了承下さい)

※『まなほ』の合本(50セット限定)が遂に完成いたしました。当初20冊ずつ計5冊の予定でしたが、写真のように全7冊で立派に完成しました。価格も7万円から割引をして1セット5万5千円(送料込み)とします。仮予約をしていない方で購入を希望する方は残部がある限りお分けすることができますので、下記事務局に至急ご連絡ください。



  Tel/fax:045-581-7521 IP Tel/fax:050-7554-3798
    〒230-0078 神奈川県横浜市鶴見区岸谷4-4-1-1004
    「李寧煕後援会」事務局::辻井 一美



[TOP] [HOME]