※単行書は絶版になっているものもありますが下記のところで中古本を求めることができます。 新刊「やまと言葉を遡る」も出てきます。 単行書購入その1(アマゾン) 単行書購入その2(ブックオフオンライン) |
もう一つの万葉集(一) |
解読シリーズ〈1〉 もう一つの万葉集 ISBN:4-16-343560-3 | |
89.8.20 286p 19cm(B6) 定価1200円(本体1165円) | |
『万葉集』は古代韓国語で詠まれていた。一千年間解読困難とされてきた歌が今、白日の元に明らかになる。日本文学界を震撼させた衝撃のベストセラー。 『万葉集』解読シリーズ第一弾。
はじめに |
枕詞の秘密(枕) |
解読シリーズ〈2〉 枕詞の秘密 ISBN:4-16-344170-0 | |
90.4.25 291p 19cm(B6) 定価1300円(本体1262円) | |
語義未詳とされまとめ捨てられていた「枕詞」に明確な意味があった。「あしひきの」「たらちねの」「おくやまの」「たまほこの」…。 「捨て子」たちの復活。枕詞の解読と大意一覧。
たらちねの おくやまの たまほこの・いなむしろ 第2部 「非枕詞」の秘密 ひとごとを・うづらなく ゆふされば にきたつに 第3部 枕詞の大意一覧 |
天武と持統(天) |
解読シリーズ〈3〉 天武と持統―歌が明かす壬申の乱 ISBN:4-16-344670-2 | |
90.10.1 286p 19cm(B6) 定価1300円(本体1262円) | |
『万葉集』は『記紀』の歪曲を是正するもう一つの歴史書だった。歌が明かす天武天皇の正体。夫亡き後の持統の吉野通いの謎を解く。血を血で洗う七世紀の熾烈な政争の記録。
はじめにーカラスの羽に書かれた墨字のメッセージ (「吉野」とは/「耳がの嶺」を訪ねて/時を窺う/天武は淵蓋蘇文?/童謡「吉野の鮎」/「水のお偉いの」) 第2章 親殺しを嘆く 【第二章解読歌】 (天武天皇と綏靖天皇/額田王の慟哭/「刀」か「乃」か/目撃者の歌か) 第3章 おそるべき「政治家」、持統女帝 【第三章解読歌】 (「智男雲」/女帝のプロフィル/五十鈴依媛と持統/神功皇后と持統/文武天皇の謎) 第4章 「吉野通い」の謎解き 【第四章解読歌】 (「あんまり」な吉野通い/弓削皇子の痛評/「三井寺(園城寺)」の謎/不思議なお墓/恋ふらむ鳥/持統の恋のお目あて「武」/文武天皇は誰か) 第5章 原詩と用語解説 |
日本語の真相(真) |
解読シリーズ〈4〉 日本語の真相 ISBN:4-16-345330-X | |
91.6.25 301p 19cm(B6) 定価1300円(本体1262円) | |
古代韓国語は整然とした法則のもとに日本語になった。天体語・身体語の語源を追究する一方で「法隆寺謎の十二文字」始め「三諸之…」など高市皇子作難訓歌の正体を明かす。
はじめに 1本の毛糸で編まれた素適なセーター |
フシギな日本語(フ) |
フシギな日本語 ISBN:4-16-346290-2 | |
92.4.1 230p 18cm 定価1100円(本体1068円) | |
「白馬」と書いて何故「あおうま」、小さくないのに「小百合」、鶏肉は何故「かしわ」?説明のつかない日本語の正体に迫る。気軽に日本語のウンチクを深める好著。
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甦える万葉集(甦) |
甦える万葉集―天智暗殺の歌 ISBN:4-16-347320-3 | |
93.3.15 276p 19cm(B6) 定価1300円(本体1262円) | |
四千五百余首の歌を収める『万葉集』は何故「雑歌」から始まっているのか。『万葉集』の訓みなおしから生々しい政争の様相が明らかになる。集めに集め、残した大伴家持の執念が今甦る。 序文<『万葉集』とは何か> 第2章 入鹿暗殺と天智執権の歌 【第二章解読歌】 第3章 天智殺害とその証言歌 【第三章解読歌】 第4章 持統と文武、その華麗な艶聞 【第四章解読歌】 第5章 文武の独占宣言歌 【第五章解読歌】 第6章 人麻呂の痛烈な批判歌 【第六章解読歌】 第7章 額田王、玉松が枝のメッセージ 【第七章解読歌】 第8章 心優しき人、長屋王の悲歌 【第八章解読歌】 |
怕ろしき物の歌(怕) |
怕ろしき物の歌―万葉集があかす謎の七世紀 ISBN:4-16-348020-X | |
93.10.15 299p 19cm(B6) 定価1500円(本体1456円) | |
『万葉集』は「歌う歴史書」だった。巻十六の「雑歌」を中心に地方を背景とした政治状況を俯瞰。「怕ろしき物の歌」「能登国歌」「東歌」など十二首解読。 白村江の倭国水軍全滅は予言されていた。「歌う歴史書」万葉集解読シリーズ第六弾。
序文 そして『万葉集』は残った 第2章 能登国歌の正体 【第二章解読歌】 第3章 東歌の正体 【第三章解読歌】 第4章 雑歌の正体 【第四章解読歌】 |
もうひとりの写楽(写) |
やまと言葉を遡る−李寧煕の解読を基に−(遡) |
やまと言葉を遡る−李寧煕の解読を基に− 仕田原猛【著】《しだはら たけし》 出版社:海風社 | |
18.4.26 262p 2300円+税 ISBN 978-4-87616-051-8 | |
目次 はじめに 7 第一部 日本語と韓国語 第一章 日本語のルーツは韓国語である………………………………………………………………… 13 日本語と韓国語の共通点 15 韓国語から日本語への変転の法則 18 李寧煕の変転の法則 26 吏読について 27 濊について 29 コラム「まほろば」の真実 34 第二章 日本語の語源が韓国語であることについて先行研究・批判などを考察する 李寧煕の方法との比較……………………………………………………………………………… 35 日本語朝鮮語説の先駆者白鳥庫吉と金澤庄三郎 37 村山七郎と混合言語起源説 42 橋本信吉と上代特殊仮名遣 44 小倉進平と郷歌(ヒャンガ) 47 韓国語に堪能な四人の女性 50 朴炳植と慶尚道語説 51 安本美典と計量言語学 54 大野晋とタミル語説 57 万葉集とは「中西進氏を批判する」 61 コラム「水」の新羅語モルは日本語「漏 コラム「昆虫の蛹 第二部 語源を辿る 第一章 李寧煕 身体語(李寧煕解読) 73 コラム幸福の源「幸」 85 天体・自然に関する言葉(李寧煕解読) 86 コラム「ますらお」 102 コラム「飲んでトラになる」 103 数詞(李寧煕解読) 104 コラム「あげまき(揚巻)」 115 コラム 力を合わせるときの掛け声「せえの」は韓国語の「三、四」 116 月の異称(李寧煕解読) 117 コラム 夜鍋と夜這い 130 コラム 算盤は元に戻す計算機 131 植物の語源(李寧煕解読)132 コラム 樹木のサクラと地名のサクラ コラム 高句麗・百済・新羅の「松」が別々の日本語に 148 植物に関わる言葉の語源(李寧煕解読) 149 コラム 韓国民話「継子菜」 154 第二章 李寧煕 いなぴかり・いなづま・いなつるびはどう違う 157 「耳」のつく神や人物の正体 159 やまと言葉の語源をたどる 167 T 七つの「な」 167 U 五つの「たたき」 170 V 五つの「は」 172 W 相撲の「はっきょい のこった」は高句麗語 173 X 保食神の死体から生まれ出た農産物 177 Y 漢字の韓国音から日本語になった言葉 182 Z 「さん」と「さま(様)」について私見を述べる 183 [ 「袋」を意味する言葉 185 \ 墓 ] 五つの「さ」 188 Ⅺ 円形を表す言葉 192 Ⅻ 皮・川・合羽・側・樺 195 コラム 韓国語のコグマ(さつまいも)の語源 198 コラム 「端」をあらわす百済語・新羅語・高句麗語が日本にきて別々の日本語になった 199 擬態語 200 コラム 古代の裁判「くかたち」 208 第三章 植物の和名を考察する………………………………………………………………………… 209 植物和名の語源に迫る 211 『まなほ』内容案内 236 李寧煕解読語源一覧表 参考文献 258 あとがき 260 おわりに 262 |
李寧煕の解いた古代地名を歩く(歩) |
上田・佐久の民話(民) |
信濃の鉄ものがたり(信) |
信濃の鉄ものがたり 滝沢きわこ【著】《たきざわ きわこ》 発 行:週刊上田新聞社 | |
2005年10月15日連載スタート 新聞「週刊上田」(毎週土曜日発行、購読料無料) 「週刊上田」Web版 | |
「週刊上田」Web版より転載 2005年10月15日号 1 はじめに―連載をスタートするにあたって 何年か前に『鐵(くろがね)』や『信濃の名刀探訪』を著した、元長野県県会議員の 大谷秀志さんから『鐵』の続きを是非やってほしいと言われた。『鐵』の内容は郷土 への回想と鉄文化の探求であるが、興味を引くことは、天狗や鬼は産鉄民と深い関 わりがあると言及されていることである。そして、古代の鉄 の文化を求めるとき、日本語だけに固執していては自ずと見えてくるものに限界があると感じておられ た。大谷さんは今年の夏、病を得て9月末に亡くなられた。本稿を一度も見ていただくことのなかったこと はとても残念である。ご冥福をお祈りする。 さて、長野市には「渡来の文化を知る会」がある。会長は工学博士でもあり善光寺玄証院の住職でもあ る福島貴和さんである。福島さんは、平成14年に善光寺仏を造られ、韓国の扶余市内にある朝王様寺 に納めるという活動もなさっている。また最近は「地名と鉄」の関係を追求され、県内に残る渡来の足跡 を辿ったりもする。そうした福島さんの姿に感動するのは、小諸市在住の今井泰男さん。『信濃の鉄』の 著者でもある。今井さんは筆者に「渡来の文化を知る会」を見守ってほしいと言われたが、筆者にできる ことといったら、渡来人の足跡を求めご一緒することぐらいであろう。 さて、「信濃の鉄ものがたり」の連載中、「おはなしの解説」には必ず古代の韓国語が登場するが、それ らは韓国在住の文学者、李寧熙(イヨンヒ)先生の研究によるものであることを記しておきたい。李先生は 古代韓国の方言にも詳しく、古代韓国語が日本語に成り変る時の法則も見つけられた。その法則が語 源をたどる時に発揮される。長いこと意味不明とされる言葉が、真の意味をもって目前に表れた時の感 激をご一緒できれば幸せである。 |
神の川流れし我が郷 真田(写真集)(神) |